夏木静子の同名小説を下敷きに、若い劇団の研究生が、ある事件に巻き込まれて主役を演じ、本物の女優へと成長していくまでをサスペンスフルに描いたドラマ「Wの悲劇」。
是非ご家族や恋人とご覧ください!と言いたいところなのですが、そうしたシチュエーションで鑑賞する際に事前に抑えておきたいのが、場の空気が気まずくなってしまうようなシーンがあるのかどうかということです。また、ある場合は何分何秒からそのシーンが始まるのということも知っておきたいですよね。
今回は「映画:Wの悲劇に気まずいシーン(ラブシーン)があるのか?」といった部分を中心に、更にはWの悲劇を無料で視聴する方法などについても徹底調査しました!
目次
映画『Wの悲劇』の気まずいシーン(ラブシーン)とは
映画「Wの悲劇」を家族や恋人と鑑賞しようとする方は多いようですが、果たしてその場が気まずくなってしまうようなシーンはあるのでしょうか。結論からいうと、どうやら「2か所」ほど気まずさを感じてしまいそうなシーンがあることが分かりました。時間もあわせて確認してみてください!
気まずいシーン(ラブシーン)①:薬師丸ひろ子の冒頭からの演技
まずは「00分05秒」の辺りから始まります。
映画の冒頭、主人公三田静香(薬師丸ひろ子さん)は、劇団の研究生。 大役のオーディションを目前に控えた彼女は、先輩俳優の五代淳(三田村邦彦さん)と一夜を共にします。 これまで男性と関係を持ったことがなかった静香は自分の生い立ちや、その夜行為の及んだ理由などを話すのでした。 静香が行為に及んだ理由、「プライベートを充実させる」「人間としての幅が得られる」に共感する人は少ないでしょう。 この映画は芸能界に魅入られた人物が多く登場しています。 一見純朴に見える静香も例外ではありません。 一般人とは違う世界に生きる人たちの、一つの舞台をめぐる駆け引きがオープニングから始まっているのです。 この場面はほぼ暗闇の中で撮影されておいます。 その中で登場人物が語るインパクトのある言葉は、これからの展開に期待をさせますよ。
気まずいシーン(ラブシーン)②:暗闇の中での情事
2つ目の気まずいシーン(ラブシーン)は「30分07秒」辺りからです。
一人で舞台に向けて稽古を続ける静香に、人目惚れした元演劇青年の森口昭男(世良公則さん)。 以来、静香にアプローチを続けていますが静香の反応は芳しくない様子。 静香がヒロインのオーディションに落ちた日、ヤケになりかけていた静香は昭男に体の関係を求めます。 何度も確認をした後、昭男は求めに応じます。 純朴の昭男の存在は、この映画の中で一服の清涼剤と言えるでしょう。 このシーンはまるで性教育の授業を受けているようでした。 また、このシーンも暗闇の中で行われています。 これは、薬師丸ひろ子さんが同時アイドル的人気も獲得して、若い年齢層が鑑賞することを見越しての配慮でしょうね。
映画『Wの悲劇』は家族や恋人と観て平気?
先日から始まった、
“名作を見直そうキャンペーン”。
本日は『Wの悲劇』を鑑賞。いいわぁ…いいわぁ…。
何度観てもいいわぁ…。劇中劇の大阪公演の撮影場所がご近所の調布グリーンホールだったことを知って、
密かに高揚しております✨ pic.twitter.com/iuXqDvdDV0— マサキ / ドリアン・ロロブリジーダ (@masaki_durian) August 15, 2022
この映画は、家族や恋人と見るのに適しています。 上記のように、幅広い層に見られるように配慮されていますし、公開から40年経ってもテレビでよく放映される人気作。 薬師丸さんや、劇団のスター女優を演じた三田佳子さんのセリフにインパクトがあっておもしろいです。 ストーリー的にも、実際の人間模様と劇中劇両方を楽しめる珍しい構成で、何度見ても楽しめると思います。 家族でどの場面が面白かったか語り合ってみてもそれぞれ違う答えが出てきそうで楽しそうですよ。
映画『Wの悲劇』のあらすじ・出演者情報
では映画『Wの悲劇』の全体のあらすじと、監督や出演者の情報をこちらに載せておきますね。
映画『Wの悲劇』のあらすじ
三田静香は、女優を目指す劇団“海”の研究生。次回公演の『Wの悲劇』の主役を研究生の中からオーディションで選ぶことになり張り切っていたが、静香についたのは結局セリフ一言の小さな役。が、大阪公演の幕が開けたその夜、静香は劇団の看板女優・翔の部屋で彼女のパトロン・堂原良造が死んでいる現場を目撃してしまう……。(引用元:TSUTAYA)
製作年 | 1984年 |
製作国 | 日本 |
メーカー | KADOKAWA |
受賞記録 | 1984年 第39回 毎日映画コンクール 日本映画大賞 |
1986年 第9回 日本アカデミー賞 助演女優賞 | |
出演者 | 薬師丸ひろ子 世良公則 三田佳子 三田村邦彦 高木美保 蜷川幸雄 志方亜紀子 清水紘治 南美江 草薙幸二郎 |
監督 | 澤井信一郎 |
脚本 | 荒井晴彦 澤井信一郎 |
原作者 | 夏樹静子 |
音楽 | 久石譲 |
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※2022年現在の情報です。最新の配信状況は各動画配信サービスの公式サイトをご確認ください。
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映画『Wの悲劇』を家族で見るにはやっぱり気まずい!という方へ
どうしても今回紹介したシーンが気になる!家族で見るにはどうしても気まずくなってしまいそう。と考えられる方は、きっぱりとこの映画は諦めて違う映画をチョイスするようにしましょう。
例えば「あやしい彼女」という映画はいかがでしょうか。主演を演じている多部未華子さんが昭和の名曲で歌声を披露するシーンもあります。コメディ要素も満載の楽しい映画です。
そうした意味では、家族で見ても全く気まずさを感じず、かつ映画のストーリーの内容をしっかりと共感できることでしょう。
映画『あやしい彼女』のあらすじと出演者情報
毒舌すぎて周囲から煙たがられている73歳のカツは、ある写真館に入ったのを機に20歳の姿に若返ってしまう。青春を取り戻すと誓った彼女は節子と名前を変えて生きることにするが、飛び入り参加したのど自慢大会で歌声を認められ、歌手デビューをすることに…。(引用元:TSUTAYA)
製作年 | 2016年 |
メーカー | バップ |
出演者 | 多部未華子 倍賞美津子 要潤 北村匠海 金井克子 三鴨絵里子 越野アンナ 久保佑太 Kilt 田村健太郎 |
監督 | 水田伸生 |
脚本 | 吉澤智子 |
音楽 | 三宅一徳 |
映画『あやしい彼女』の感想と無料視聴
『あやしい彼女』感想:
自由奔放な毒舌おばあちゃんが、ある時家族と喧嘩したことで家を飛び出し、ふと目にした写真館で写真をとったことで20歳の姿に若返ってしまうという展開に面白みを強く感じた作品です。若返りに気づかないことでおばあちゃんのコスプレをしたような姿で登場する主人公演じる多部未華子さんの姿は可愛らしさを感じ、どこか年齢を感じてしまう言葉遣いもまた可愛く、惹きこまれます。行方知れずになったおばあちゃんを心配する家族の姿が見られる一方で若返りを楽しむ姿に惹きこまれますが、ふと思い出す本来経験した20歳の頃の苦労した記憶が描かれ、その記憶によって家族への思いを募らせていく姿は胸が痛みます。若返ってのど自慢大会に飛び入りで出場したことで歌手になるチャンスが舞い込み、ひょんなことからバンドをしていた孫と共にデビューに向けて突き進んでいく姿に本当に新しい人生として歩んでいくのかと面白さと切なさが入り混じった感情になりました。しかしケガをしたことで元に戻ることを知り、最終的に事故にあった孫のために輸血をしたことで元の姿に戻るという展開に家族への愛情の深さに胸が熱くなりました。途中、若い姿でも面影を感じることで母親だと確信する娘の姿、また気づいても新たな人生の後押しをする姿には心震えます。思いがけない奇跡によって家族の愛を改めて気づくことができた展開に胸が熱くなった作品です。元に戻ったことで奇跡に思いをはせる中で、唯一匿ってくれていたおじいちゃんが若返って姿を現した結末に笑いが止まりませんでした。笑いあり、涙ありの何度見ても素敵だと感じる作品です。
この「あやしい彼女」もまた、U-NEXTで無料視聴が可能となっています。
映画『Wの悲劇』の気まずいシーン(ラブシーン)と無料視聴可能な動画サイトまとめ
今回は映画『Wの悲劇』の気まずいシーン(ラブシーン)を紹介する内容とともに、この映画を無料で視聴する方法をご紹介させていただきました!
まとめると映画『Wの悲劇』はU-NEXTで視聴するのが一番おすすめです。
また、どうしても今回ご紹介した気まずいシーン(ラブシーン)が気になるという方には、別の映画『あやしい彼女』をおすすめさせて頂きました。どちらも無料での視聴が可能であり、その他の映画作品などもたくさん見放題になるという大きなメリットもありますので、是非無料のお試し期間から動画サイトを利用してみてはいかがでしょうか!